今回は腰の痛みについてのお話です
腰痛は今や現代病の一つであり、様々な原因で引き起こされます
病院にかかってもしっかりと原因が特定できないことも多く、慢性的な痛みに繋がる事も多いです。
そんな腰痛についての原因を追究していきましょう
①年齢による腰痛の特徴を考える
若年層には筋肉の痛み、椎間板ヘルニア、関節症、成長期痛があります
高齢者には圧迫骨折、変形性腰椎症、関節症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などが挙げられます。
同じ腰痛でも原因が異なります。
あくまで痛みとは症状の一つですので、他にどのような症状が出ているか確認をする必要があります。
問診でしっかりと確認を進める必要もありますが、
セラピストはしっかりと各部位にアプローチをしていく必要があります。
筋肉:触診を行う、患部の圧痛の有無、熱感、感覚異常、筋緊張の程度
椎間関節:深層筋の筋活動での疼痛、関節運動での疼痛
仙腸関節部:骨盤を中心に筋緊張、靱帯の炎症、関節運動障害
椎骨の異常:X線検査、МRI、CTなどの画像検査が有効、疼痛部の叩打痛の増悪
②腰痛に対する治療
まずは何が原因となっているのか特定していくことが必要です。
しかしそれだけでは良くなりません。
それはその部位だけではない可能性があるからです。
例えば上下の関節(股関節、胸椎)が原因であればそこが腰部に過度な負担を強いて
結果として腰痛が引き起こされていることもあるからです。
そのため、疼痛部位≠原因となるわけです。
このことを踏まえてセラピストは治療に当たらなければなりません。
また細かい治療法などは詳しく書きたいと思います。